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水虫の種類ー小水疱型(しょうすいほうがた)ー

 

小水疱型(しょうすいほうがた)

土踏まずや足の指の付け根部分が赤くなった小さい水疱がたくさん生じるのが特徴です。水疱の大きさは様々で、複数が寄り集まってできたり、孤立してできる場合もあります。

この水疱は時間がたつと乾燥してかさぶたとなりいずれ剥がれ落ちますが、無理にむいたりするとびらんになります。

この水疱の中の汁には白癬菌はほとんど含まれていませんので、触ったからといって感染する心配はありません。

趾間型と小水疱型の水虫においては、白癬菌が角質層に侵入すると、皮膚に炎症反応が生じます。 高温多湿の条件のもとでは、角質層に侵入した白癬菌は、角質層の生え変わり(ターンオーバー28日周期で角質層は生まれ変わります)よりも速いスピードで角質層の中で増殖していきます。

この白癬菌の存在をランゲルハンス細胞という体内の免疫を担当する細胞が発見し、その情報をリンパ球に伝達します。その情報を元にして、様々な免疫細胞が白癬菌の存在する皮膚の周辺に集まり、菌を排除しようと働きます。これにより、皮膚が赤くなったり水疱ができたり、かゆみを生じたりします

普通、水疱のような激しい反応がおこると、水疱の周りからは白癬菌は立ち退き、炎症の軽い範囲へ身を潜めます。

このような免疫反応は、「かぶれ」の際と同様の反応ということがいえます。皮膚内に入り込んだ有害物質に対して、それを排除するために免疫細胞が体中から集まり退治しようとします。その結果として、皮膚が赤くなったり、水疱ができたり、かゆみがでたりして、「かぶれ」が生じます。

もし、このような皮膚に水疱が生じたりする症状が起こらなかったとすれば、身体が白癬菌に対して防御反応を示していないことになります。体内の免疫機能に何らかの障害が発生していることが考えられます。

白癬菌に対してかゆみや水疱が生じることは、病原菌から身体を守ろうとしているサインであるため、身体が正常に機能していることを表しているともいえるのです。

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